こんにちは、わんおです
本日は脳科学者 中野 信子さんが書かれた著書[世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた]をご紹介していきます
こんな方におすすめ
- 頭のいい人の考え方に興味がある人
- 脳科学的にやったほうがいいことを知りたい人
- 少しでも効率の良いライフハックに興味がある人
でも頭のいい人は元々が頭いいからできるんでしょ?
私は別にそんな優秀じゃないし、読んでも参考にならなそう
そう思う方もいると思います
実際、読む前の私もそう思いながら読み始めていました
けどこの本では私のような一般的な会社員でも実践できる方法が沢山書かれていました
しかもそれが脳科学的にも正しい行動だとわかると優秀な人に対する見え方も変わってくるので周りの方を意識するようになります
よくビジネス書で見かける優秀な経営者やビジネスマンがしている行動も実は脳科学的に正しい行動でした
それでは具体的などのような内容かご紹介していきます
1.苦手な仕事は他人に任せる
ビジネス書や優秀な人が語る仕事術の中でも必ずといっていいほど言われているのがこれです
自分が得意なことだけやる
苦手なことは他人にお願いする
この方法実は非常に理にかなってるいます
自分の苦手なところをフォローしてもらうためには他の人を頼りにする
人は誰かに頼りにされると嬉しいものなので基本的には喜んで引き受けてくれます
一方自分が得意なことには自分の能力をフルに発揮します
結果自分にも、協力した人間にも素晴らしい成果がついてきます
逆に真面目で自分の苦手なことにも向き合い、克服しようとする人の方が多いと思います
これは大変なことを全て自分で抱え込んでしまうため収拾がつかなくなるタイプです
オールマイティがどれだけ難しいかはスポーツを例にするとよくわかります
野球やサッカー、アメフト等団体で行うスポーツはそれぞれポジションがあります
これは会社でいうと自分の得意なことに特化し、苦手なことは他のメンバーでカバーしている状態です
野球の投手に「なんで打てないんだ」サッカーのキーパーに「点取ってこい」なんて誰も言わないし無理ですよね
あれだけ沢山のスポーツ選手いる中でもそれが出来ているのは野球選手の大谷選手くらいです
だから彼は世界からとても高い評価を受けています
一つのことで90点以上取る
これが出来れば活躍するには充分なんです
2.集中力を身につけない
頭のいい人は集中力を当てにしません
環境を整えることで集中力は自ずと湧いてきます
なので「集中しなきゃ」ではなく、集中できる状態を作ることが大切なのです
本来、脳とは集中出来る環境を作ると勝手にそのことに集中してしまうようにできています
なので「自分は色々なことに目移りして一つのことに集中できない」こんな人は「集中力をつける努力」をするよりも「集中できる環境を作る」を優先した方がはるかに効果的です
では具体的にどうしたらいいかお伝えします
聴覚や視覚を刺激するものを遮断
人の脳は雑音や騒音があるとそちらに注意が向いてしまい、集中すべきことに集中できなくなります
なのでまずは注意を惹きがちな音楽やテレビは消しましょう
極力音の少ない環境で始め、視覚は色の薄いサングラスや色付きメガネをかけると注意が外界に向きにくくなります
途中で邪魔が入らないようにする
恐らく1番邪魔になるのはメールやSNS経由のメッセージだと思います
これの返信自体はそんなに時間がかからないのに一度別のことを行ってしまうと元の業務に戻って集中するのにまた時間がかかります
メールやメッセージは見る時間を決める、できるなら一区切り付くまで一切触らない
これができるとより集中できる環境が続くので仕事が捗ると思います
また快適さを求めるなら香りがおすすめです
特に柑橘系の香りは仕事や勉強にはいいと言われています
ただ人には好みがあるので自分が1番落ち着く香りを見つけて使うのが1番集中できると思うので是非お気に入りの香りを探してみてください
まとめ
世界の「頭のいい人」がやっていることも実は難しいことではなく私たち普通の会社員でもできる内容でした
ただこのことを「頭のいい人」は当たり前のように行っているからこそ、より「頭のいい人」なんだとわかりました
この本には他にも沢山の脳科学的に正しい行動が書かれているので是非読んでみてください!
著者紹介
中野 信子さん
脳科学者・医学博士・認知科学者
その他の作品
脳はなんで気持ちいいことをやめられないのか?(アスコム)
人は、なぜ他人を許せないのか?(アスコム)
サイコパス(文藝春秋)
空気を読む脳(講談社)
ペルソナ 脳に潜む闇(講談社)
キレる!(小学館)
「嫌いっ!」の運用(小学館)
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