【書評】石丸伸二さんの著書「覚悟の論理」を解説

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元安芸高田市の市長として有名になった石丸伸二さん。

この前は都知事選にも出馬され、当選とはなりませんでしたが多くの反響がありました。

この記事ではそんな石丸伸二さんが2024年5月24日に発売した著書「覚悟の論理」についてご紹介します。

この本はこんな方におすすめ!

  • 自分の考えに迷いがある人
  • 石丸さんのような考え方や覚悟を持ちたい人
  • 石丸さんってどんな人?興味がある人

特にこの本では石丸さんなりの覚悟の持ち方や考え方などが細かく書かれています。

内容はどれもわかりやすく、具体的なので詳しい内容を見たいかたは是非、実際に読んで隅から隅まで石丸さんの覚悟を感じてください。

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1分で要約

「覚悟」とは極めて冷静に決まるもの

第1章では石丸さんが思う覚悟とは何か?が解説され、第2章から第4章では「役割と責任」「対立」「変革」という3つの切り口から覚悟がどのように決まっていくか、その思考プロセスが市長時代にの経験をもとに解説されています。

最後の第5章では政治に限らず、ビジネス、地域活動など、さまざまな場所で覚悟をもって何かに対峙していくとき、どのように戦略を実現していくかという実践的な内容について書かれています。

覚悟の論理 | ディスカヴァー・トゥエンティワン – Discover 21 (d21.co.jp)より引用

本を読むキッカケ

きっかけは「令和の時代にこんなにはっきり物事を言える人がいるのか」と気になったのがきっかけでした。

石丸さんと言えば歯に衣着せぬ発言が有名でよくSNSでも度々取り上げられています。

中でも有名なセリフが

「恥を知れ、恥を!」です。

皆さんも聞いたことありませんか?

SNSではリアル半沢直樹と言われているそうです。

これを言ったら相手が嫌な気持ちにならないかな?言ってもしょうがないかな等、相手に対いてはっきり物事が言えない人が多い中、これほどはっきり言える石丸さんに興味が湧きました。

実践ポイント

ここからは本書の中で、明日からビジネスの現場で活かせる点について解説していきます。

1,挨拶を元気よくおこなう

それぞれの関係性の中で自分がどのような立場にあるかを理解し、その立場に相応しい行動を選ばなければいけない。

覚悟の論理 | ディスカヴァー・トゥエンティワン – Discover 21 (d21.co.jp)より引用

人はそれぞれ立場や役割を与えられています。

会社ではその立場や役割の中で自分にできることをやりきる必要があります。

でも自分にできることって会社によっても違うので一言でいうのは難しいですよね。

なのでどの会社でも共通することを書きます。

それが「元気な声で挨拶をする」です。

立場が上の人も下の人も立場関係なくできますし、何より簡単です。

元気な挨拶をするだけで周りからの印象もよくなり、コミュニケーションもとりやすくなります。

明日から挨拶は元気な声でする。

是非、皆さんも実践してみてください。

2,勝てると思わない戦いを始めてはいけない

自分の意見は絶対正しい、相手の意見は絶対間違っている

こう思った時、あなたはどうしていますか?

本書では「勝てると思わない戦いを始めてはいけない」と書かれています。

その話し合いや相手との衝突で、相手に対して納得してもらえるほどの根拠はあるか、相手が自分の意見を聞き入れてくれるか

この勝算がないのであれば戦っても無駄死にで終わってしまうので、戦わないことのほうが無難です。

業務の方向性や資料の内容で上司に意見をいうことはあっても、最終的に責任を取るのは上司です。

納得できなくても責任を取るのが上司である以上、むやみな衝突は避けて相手の意見を受け入れましょう。

それ以上、あなたがストレスを感じる必要はありません。

ただもしその内容が自分にとってどうしても譲れないことであれば、その時は折れてはいけません。

仕事をするうえで、自分の軸を大事に持ち、仕事をすることはとても大切です。

相手や上司に何か意見する時、提案する時、それが自分にとってどうしても譲れないことかどうか一回考えてから行動しましょう。

3,戦略をしっかり定める

迷うのは、戦略が固まっていないから

覚悟の論理 | ディスカヴァー・トゥエンティワン – Discover 21 (d21.co.jp)より引用

本書では”覚悟”が決まった後の段階として「戦略・作戦・戦術」と3階層に分かれると説明しています。

特に戦略については、その後の”作戦”や”戦術”がブレてしまうため特にはっきりと決めておく必要があります。

戦略がはっきりと定まっていないと自分の決定や進め方に不安や迷いが出てきてしまい、結果的にうまくいかなくなります。

会社などで何かを進めていく時はまずは戦略を意識しましょう。

その戦略がブレなければ覚悟が固まり、その後の”作戦”や”戦術”がブレなくなります。

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本書を読んでの感想

覚悟や戦略をどのように持ち、それをどういう風に活かしていけばいいかが具体的に書かれていてとてもわかりやすい。

石丸さんのイメージは何でも自分で決めないと気が済まない!みたいな偏見もありましたが意外と他者にゆだねる場面も多いということがわかり、勝手に親近感が湧きました。

まとめ

今回は石丸さんの書籍「覚悟の論理」について解説しました。

実践ポイントは3点

  1. 挨拶を元気よくおこなう
  2. 勝てると思わない戦いを始めてはいけない
  3. 戦略をしっかり定める

もっと色々な考え方や具体的なエピソードも書かれていますので、まだ読んでいない人は是非一度読んでみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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