【書評】「蟻の棲み家」は人の命について考えさせられるミステリー小説でした

小説
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こんちには、わんおです

今回は望月 諒子さんが書かれた著書「蟻の棲み家」について書評してみたいと思います

こんな人におすすめ!

この作品はこんな人におすすめです

  • ミステリー小説が好きな人
  • 最近読む本に何か物足りていない人
  • (木部美智子)シリーズを読んできた人

特に(木部美智子)シリーズを読んできた人にはおすすめ!

個人的にはシリーズで一番面白かったです

この作品はシリーズものですがこれから読み始めても充分楽しめる作品ですので

是非この本から読んでみてください!

あらすじ

東京都中野区で、若い女性の死体が相次いで発見された。二人とも射殺だった。フリーの事件記者の木部美智子は、かねてから追っていた企業恐喝事件とこの連続殺人事件の間に意外なつながりがあることに気がつく。やがて、第三の殺人を予告する脅迫状が届き、事件は大きく動き出す……。

貧困の連鎖と崩壊した家族、目をそむけたくなる社会の暗部を、周到な仕掛けでえぐり出す傑作ノワール

新潮社 HPより引用望月諒子 『蟻の棲み家』 | 新潮社 (shinchosha.co.jp)

1分で要約

現代社会で問題になっている貧困、子供の虐待、未成年の性犯罪

これらの問題に触れながら人間の命の重さ、人権の平等について深く考えさせられます

これだけ聞くと少し重たく感じるかもしれませんが

それを凌駕するほどミステリー小説として面白い作品でした

最後の最後までドキドキする展開やそれに繋がる途中の伏線の数々

ミステリー小説の面白さが詰まった一冊です

筆者紹介

今回の作者は「望月 諒子」さん

2001年、「神の手」(電子書籍)でデビュー

2011年「大絵画展」で日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞

主な著書に「腐葉土」「田崎教授の死を巡る桜子准教授の考察」「ソマリアの海賊」

「鱈目講師の恋と呪殺。桜子准教授の考察」「フェルメールの憂鬱 大絵画展」

「哄う北斎」など

まとめ

今回ご紹介したのは「蟻の棲み家」

シリーズ物なだけに次の作品が気になります

また次の作品が出たときは紹介したいと思います。

それではまた次の投稿で会いましょう!

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