地震の報道でよく耳にする”南海トラフ”という言葉。
実際にはどのあたりにあるかご存知でしょうか?
この記事では南海トラフの場所や実際に地震が起きた時に被害が予想される範囲などを解説しています。
この記事でわかること
- 南海トラフの場所
- 南海トラフ地震で起きた時の被害想定範囲
- 地震が起きた時のために今できること
地震はいつ起こるかわかりません。
いざという時のためにしっかり確認しておきましょう。
南海トラフの場所
南海トラフとは
静岡県の駿河湾から九州東方沖まで続く深さ約4000メートルの海底のくぼみのことです。
ちなみにトラフとは、海底にある細長い凹地や溝のことで深さが6000mより浅いものをいいます。
静岡から九州と聞くと結構広範囲を占めていますね。
特に南海トラフ地震は過去100年〜150年の間に何度か大規模な地震を引き起こしたと言われています。
いざという時のために日頃から防災には充分気をつけておく必要がありますね。
南海トラフ地震で起きた時の被害想定範囲
先程、記載した通り南海トラフはかなり広範囲にわたって広がっています。
もし地震が起きた時、どのくらいの範囲が被害を受けるのでしょうか?
ここでは気象庁の資料を一部抜粋します。
この被害想定によれば、南海トラフ巨大地震がひとたび発生すると、静岡県から宮崎県にかけての一部では震度7となる可能性があるほか、それに隣接する周辺の広い地域では震度6強から6弱の強い揺れになると想定されています。また、関東地方から九州地方にかけての太平洋沿岸の広い地域に10mを超える大津波の襲来が想定されています。
気象庁|南海トラフ地震について | 南海トラフ地震発生で想定される震度や津波の高さ (jma.go.jp)
なんと静岡県から宮崎県にかけて地震が発生するだけでなく、関東地方から九州地方の太平洋沿岸にかけて津波が想定されているとのことです。
しかも津波は10mを超えるらしい。
これがどれくらいかというと建物でいうと約3階部分までは完全に水没するくらいです。
ただこれはあくまで想定なので実際、地震が起きた=10mの津波が起こるわけではないのです。
しっかり情報を確認して適切な対応をしましょう。
地震が起きた時のために今できること
もし今、地震が起きたら正しく行動することができますか?
地震はいつ起きるかわからないからこそ、今のうちに確認しておきましょう。
確認しておくこと一覧
- 非常用のバッグの場所
- 食料の賞味期限
- 現金と保険証の場所
- 最寄りの避難場所
- 家族と逸れた時の連絡手段や待ち合わせ場所
- 家具が固定されているか
など
他にも確認しておくべきことはたくさんあります。
わかりやすくまとめてあるサイトがありましたので、詳しい内容はこちらからご確認ください。
前もって準備!地震に備える行動&持ち物チェックリスト|記事一覧|くらし×防災メディア「防災ニッポン」読売新聞 (yomiuri.co.jp)
また地震の備えで一番先に皆さんが思いつくのが”お水”だと思います。
実際、近年の防災時にネットで最も売れているのもお水のようです。
もしもの時の為に、最低限の物は準備しておきましょう。
まとめ
今回の記事では下記のことについて解説しました。
- 南海トラフの場所
- 南海トラフ地震で起きた時の被害想定範囲
- 地震が起きた時のために今できること
地震はいつ起きるかわかりません。
いざという時のために普段から防災について考えておきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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